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<美術評論家・金澤毅 企画>
KUNITO NAGAOKA/長岡國人展
〜ギャルリー志門30周年記念特別企画No.5〜

 

長岡國人展
 
 
会期

2017.5.8mon〜5.13sat
11:00〜19:00(最終日17:00まで)

作品紹介

Steinhäutung/Paper Collage:石の脱皮/紙コラージュ

画像:●石の脱皮/Steinhäutung/Wadayama No.235 2017
H/46 × W/54.5 cm× D/1.7cm
古和紙、アクリル、柿渋、木、ベニヤ板上に紙コラージュ/レリーフ

【作家紹介】金澤毅
長岡國人は、1940年、長野県佐久の生まれで、多摩美術大学を卒業した後、ベルリンへ移住し、同地の国立大学で版画・絵画を専攻して、1976年に卒業。以後はヨーロッパ各地の版画ビエンナーレ等の国際展で入選入賞を繰り返し、当時海外で活動する日本人作家の中でもよく知られた存在であった。京都精華大学での教授就任のため27年ぶりに帰国した後は、古い繭紙を用いての制作を続けて、24年ぶりの東京での個展となった

東京で22年ぶりの個展開催です。

【作家コメント】<石の脱皮>について
子供の頃から浅間山を見て育つ。私は25才(1966)で冷戦下の西ベルリンに移住しそこで約27年間生活し制作をする。1989年ベルリンの壁崩壊を体験する。私は故郷を離れたが浅間山は私の心を離さなかった。1980年代後半信州の故郷に里帰りし、その町の倉庫会社で明治時代の使用済み繭袋に巡り会う。これを機に銅版画作家をやめ、古い繭袋を使用した新しい紙コラージュ作品が生まれる。物質や生命の循環と再生が制作テーマ。地球を生命体と考え地表を一つの巨大な皮膚と考えてみた。皮膚は生命活動を保護し維持して行く機能を持つ。私たちは皮膚を通じて世界と関わる。皮膚を持つ私たちは、地球の皮膚の上で生活しているわけだ。このような考えから<石の脱皮>シリーズ、紙コラージュ作品が生まれた。
長岡國人

【作品技法】
古い明治時代の繭袋を使用した紙コラージュ→これが古和紙、胡粉、弁柄、アクリル、
柿渋、ベニヤ板上に紙コラージュ

*Steinhäutung/Wadayama=Steinhäutungはドイツ語で私の造語<石の脱皮>の意
/Wadayamaはその作品が制作された場所を意味し、Berlin, Wien等他の地名の作品もある

何卒、ご高覧いただきますようお願い申し上げます。

会場

ギャルリー志門
〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
Tel:03-3541-2511/Fax:03-3541-2512
HP:http://www.g-simon.com/

地図

ギャルリー志門 地図

東京メトロ:日比谷線・丸ノ内線・銀座線「銀座駅」A3出口より徒歩5分
都営浅草線/東京メトロ:日比谷線「東銀座駅」A1出口より徒歩2分


 



 

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