アート東京は、作家・愛好家・画商の方々にいつでもどこでもタイムリーに東京の役立つ美術情報をお届けします。
アート東京とは
アート東京掲載希望
リンク集
プライバシーポリシー
サイトマップ
運営:アープ
お問合せ
トップ
上條陽子展 -壁・鍵・窓-
2010年 3月15日(月)-3月27日(土)
11:00-19:00 (最終日17:00まで) 21日休廊、22日(祝)開廊)
ギャルリー志門 GALERIE SHIMON
東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
TEL:03-3541-2511
FAX:03-3541-2512
E-mail:
g-simon@bu.iij4u.or.jp
HP:
http://www.g-simon.com/
絵画で世界を変えることはできない。しかし、人間にとって一番大切なものは何かを教えてくれる。
上條陽子さんの作品はそんな絵だ。女性初の安井賞を受賞した「玄黄・兆」は人々に強い衝撃を与えた。しかし、もっと驚いたのは脳の切開手術後の「生命」(いのち)シリーズである。生死を跨ぐ苦痛と恐怖の中で、作家は現実に生きて行くことを深く体感し、作風を一変させた。その後、中東を訪問し、さらに作風が大きく変わる。もはやそこには玄黄の幻想世界の痕跡はない、現実の生と死だ。
パレスチナの子どもたちに今も絵画指導に行く。上條さんの作品は、生きることの喜びや苦しみ、暴力に対する激しい怒りや悲しみ、人間の尊厳についてたくさんのことを教えてくれる。
本展は、「壁・鍵・窓」をテーマとして、抑圧される女性の苦しみや、さまざまな社会問題を喚起させるモノクロームシリーズの新作、その他小品の新作を発表します。
ギャルリー志門 代表 深井美子
東京メトロ銀座駅A3出口より徒歩5分
都営浅草線東銀座駅A1出口より徒歩2分